胃カメラを予約された方はこちら(胃カメラを予約された方へ)をご覧ください。検査当日はご予約の10分前にお越しください。

※砺波市の胃がん検診をご予約の際は、健康センターから送付された『○年度 胃がん検診のご案内』(受診券が付いているもの)をご用意の上一度お電話(0763-58-5156)ください。

胃カメラ説明書

胃カメラ検査とは

鼻または口から先端にカメラのついた内視鏡スコープを挿入し、上部消化管(食道・胃・十二指腸)を直接観察する検査です。

検査中に組織を採取して病理検査をすることで、幅広い疾患の確定診断が可能です。また胃がんをはじめとした数多くの疾患の原因となるピロリ菌感染の有無を調べることもできます。潰瘍などで出血している場合には、検査中に止血処置もできます。

さらに魚介類の生食で起こるアニサキス症も、胃カメラで摘除できます。

胃カメラ検査を通して、胃がんの他、食道がん、十二指腸がん、胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃ポリープ、十二指腸ポリープ、逆流性食道炎、機能性ディスペプシア、食道裂孔ヘルニアなどの疾患がわかります。またピロリ菌感染の有無、胃アニサキス症の診断と治療なども可能です。

当院の胃カメラ検査の特徴

経験豊富な内視鏡専門医による検査

当院で行う検査は全て、砺波総合病院で16年間、計1万件以上の内視鏡検査に携わってきた内視鏡専門医指導医の院長が行なっています。

鼻からか口からか、選べます。より苦痛の少ない検査が可能

胃カメラは鼻から挿入する経鼻内視鏡検査と、口からの経口内視鏡検査があります。一般的に鼻からの検査は負担が軽く、苦痛が少ないと言われています。どちらで行うかは、検査前の診察時にご相談ください。

大学病院クラスの内視鏡機器

大学病院クラスのオリンパスの最新機種「EVIS-X1」を導入しています。砺波総合病院で行う検査と同じ、質の高い検査が受けられます。LEDライトになり光量が増したことでクリアな画質で観察可能で、鼻からの場合も高い精度の検査ができます。

Web予約が可能

胃カメラ検査は24時間Web予約が可能です。
ただし糖尿病のため『経口血糖降下薬を服用』または『インスリン注射』をしておられる方は、事前の診察が必要なため、胃カメラのWeb予約はお控えください。まずは診察のご予約をお願い致します。

患者さん用モニターを設置

リアルタイムで医師と同じ画像を見ることができます。
鼻からの胃カメラは、会話も可能ですので、受けていただきながら質問にお答えすることもできます。

胃カメラ検査の流れ

1.予約

Webまたはお電話(0763-58-5156)で、検査日のご予約をお願いします。なお検査当日に、診察を行ってから検査となります。

砺波市の胃がん検診のご予約をされる場合は、健康センターから送付された『○年度 胃がん検診のご案内』(受診券が付いているもの)をご用意の上お電話(0763-58-5156)ください。

糖尿病で『経口血糖降下薬を服用』または、『インスリン注射』をしておられる方は、まずは診察のみ、後日検査となりますので、診察日のご予約をお願いします。

2.検査前日

検査が午前の場合には夕食は消化の良いものを、21時までに食べてください。それ以降は検査まで絶食です。
なお検査1時間前まで、水分(お茶またはお水)は飲まれても構いません。
タバコ、アルコール類はお控えください。

3.検査当日 来院まで

朝食は食べないでください。また服用中の薬がある方は、朝6時ごろ服薬してきてください。(糖尿病の薬を服用している方は、事前診察時にご説明します)
ご予約の10分前にお越しください。

4.診察

既往歴、薬の服用の有無、アレルギーの有無などをお聞きします。

特に、心疾患、緑内障、前立腺肥大、アレルギー体質、糖尿病、脳梗塞、喘息、ペースメーカー埋め込み術後、妊娠の可能性のある方、腹部手術を受けた方、人工肛門の方は診察時にお申し出ください。

なお血液をサラサラにする薬(ワーファリン、クロピドグレル、アスピリンなど)を服用中の方は、内容によって検査はできますが、生検ができないことがありますので、ご確認ください。

また検査を鼻からするか、口からするか(経鼻または経口内視鏡検査)のご希望をうかがいます。できるだけご要望に沿う形で行いますが、アレルギー鼻炎などで、鼻腔が狭い場合は口から(経口内視鏡検査)となります。また鎮静剤をご希望の方は、お知らせください。

5.検査

検査は15〜30分程度で終了します。
検査は予約の時間に従って、順番に行いますが、検査の内容により多少時間が変わることもありますので、予めご了承ください。

6.検査後

しばらく安静にしていただいたのち、医師から検査結果の説明があります。組織検査をおこなった場合には、結果が出るまでに一週間程度かかりますので、後日再診が必要になります。なお別途入院や、手術が必要な場合は、連携医療機関をご紹介します。

鎮静剤を使用した場合は、ご帰宅時に車を運転されないよう、お迎えの手配をお願い致します。

検査日の変更は、なるべく早めにご連絡ください。なおWeb予約は前日まで変更可能です。当日やむを得ず来院できない時は、お電話(0763-58-5156)ください。

費用について

<胃カメラ>

3割負担2割負担1割負担
観察のみ約5,000円約3,000円約2,000円
炎症やポリープなどがあり、組織検査をおこなった場合9,000〜12,000円6,000〜8,000円3,000円〜4,000円

当院で胃カメラを
受けられた方の感想

2022年6月1日〜7月末日に、当院で胃カメラ検査を受けられた100人の方を対象にアンケート調査を行いました。その中でいただいた声をご紹介します。

なお9割の方が鼻からの検査を、1割の方が口からの検査をされていました。

鼻から胃カメラを受けられた方

「鼻からは初めてで少し不安もありましたが、鼻から薬を入れる際、詳しく説明頂けて安心できました。カメラ中も背中をさすってくれたり、息のタイミング等声かけ頂き、楽に検査ができました」(30代女性)

「痛みやオエっとなることがなく快適でした。もともとお腹が弱かったのでピロリ菌が気になっていましたが、なくて良かったです」(30代女性)

「初めての胃カメラで不安でしたが、先生方にやさしく接していただけたので、安心して受けることができました」(40代女性)

「鎮静剤なしで検査していただきましたが、次回も鎮静剤なしでも良いと思いました。とても丁寧に検査をしていただけたと思います」(50代男性)

「検査が楽だったので、定期的に受けたいと思います」(50代男性)

「今まで受けた胃カメラ検査の中で、一番楽でした」(50代女性)

「口よりも楽でした。呼吸も苦しくなかった。親切で良かったです。ありがとうございます。カメラ映像を見る余裕もありGood」(50代女性)

「待ち時間が少なく、とても良かった」(60代女性)

「予想していたより苦痛も無く終えることができました。ありがとうございました。安心しました」(60代男性)

「検査中にDrよりお話もしてくださり、リラックスして検査を受ける事が出来ました」(60代女性)

「思っていた以上に違和感が無かったです」(70代男性)

「自分で画像を見れて説明を受けながら受けることが出来た。先生、看護師さんの声かけが嬉しく、安心感があり、よかったです」(70代女性)

口から胃カメラを受けられた方

「親切で丁寧な対応をありがとうございました」(20代女性)

「これからも先生に診ていただきたいと思います」(50代男性)